2007年11月に発表され携帯電話市場を震撼させたOS「Android(アンドロイド)」の発表から2年弱、ついにGoogle製のアンドロイド携帯「nexus one」が発売されました。操作方法やインターフェースが酷似していることで比較対象にされやすい「iPhone3GS」との比較動画の紹介と合わせて検証してみました。
Google社の開発する携帯電話用OS「Android(アンドロイド)」を搭載した携帯が日本でも流通し話題になりましたが、2010年1月にGoogle社が独自に開発し、最新の携帯用OS「Android 2.1」を搭載した「Google NexusOne(ネクサスワン)」がアメリカで発売されました。
アップル社のiPhoneシリーズ同様に指によるフルタッチ仕様で登場し、なにかと比較対象にされていますが、実際のところどのような違いがあるのでしょうか。
海外を中心に動画で検証なども行われているのでまとめてみました。
NexusOneの大まかなスペック―――
iPhone3GSの大まかなスペック―――
単純にCPUのクロック(処理速度)だけを見ると、NexusOneの処理速度が倍近く早いと言うことになります。
さらにメモリの量は、iPhone3GSの256MBに比べ、NexusOneは512MB搭載しているということで、より大型のアプリケーションを効率良く処理出来そうです。
しかし、ディスプレイ解像度も倍以上の差があるNexusOneは、表示処理により多くの負荷がかかってしまい、どの程度の差が体感出来るのか分かりません。
YouTubeに公開された比較動画でブラウザの表示速度とスクロール処理の比較が行われていますので見てみたいと思います。
ブラウザを開き、URLを入力し同時にジャンプします。
NexusOneが先にページの読み込みを終えました。
iPhone3GSは、10秒ほど遅れて読み込みが終わりました。
圧倒的な快適感を感じさせる違いですが、実際のところは、回線速度に依存してしまう部分も多いので、携帯キャリアによって快適さに差があるのではないでしょうか。
スクロールについても検証しています。
スクロールに関しては、iPhone3GSの方がなめらかに表示され、NexusOneはスクロール速度は同程度ですが、スクロール中に何が表示されているのか確認がし辛い感じです。
また、全体的に動作は快適なものの、ややガタガタとした動きを感じます。
その他、インターフェースの違いや、アプリケーションの使用感などが検証されているようですが、CPUやメモリの割にスペックの高さを体感できるほど性能の違いは感じません。
しかし、アプリケーションの起動はかなり快適な感じです。
検証動画はこちら。
マルチメディア系はどうでしょうか。
戦略的な目的があってAdobe Flashに対応してないとも言われているiPhone/iPod touchですが、NexusOneはFlashを搭載し、モダンブラウザ同様にサイトが表示出来るようになっていました。
サイトに埋め込まれたFlashも、Flashで作られたゲームも快適です。
PCのブラウザで表示したようになめらかに表示されています。
動画プレイヤーも同様に快適に動きます。
Flashゲームも楽しめます。
Adobe Flashの搭載とデモを行っている動画はこちら。
指1本での操作にしか対応してないという違いがあるものの、フルタッチとFlashゲームとの相性は思いのほか良さそうで、iPhone/iPod touchのアプリを意識したゲームなどが多く登場しそうです。
また、iPhone/iPod touchのアプリ同様に、NexusOne(Android)用に開発したアプリをAndroid Marketを通して個人が販売することもできるので、Androidアプリ、Flashアプリなどの開発が盛り上がっていきそうです。
当然そういったアプリは、NexusOne以外でも発売されているAndroid携帯でも利用できるので、iPhone/iPod touchのアプリを移植するといった流れもあるのでしょうか。
なお、NexusOne=Android携帯ではありますが、あくまで“Android”というのは携帯の種類ではなく“OS”であり、同じAndroid携帯でも作るメーカーが違えば操作方法もインターフェースも違うものが販売されることが考えられます。
1つのAndroid携帯が気に入ったからと言って次に発売されるAndroid携帯も自分の合格ラインをクリアしているとは限らないので、気に入ったら手を出してみるのがいいかもしれません。
興味があれば、“Nexus One Phone”のページから購入できますが、日本からはまだ購入できないようです。
どうしても購入したい人たちは、アメリカの通信暗号化サービスである「Hotspot Shield」を利用するなどアメリカからのアクセスだと認識させて購入しているようです。
参考までに、電話会社との契約無しで本体のみを購入すると、$529+税で購入出来るようで、現在使用している携帯のSIMカードをそのまま利用可能なようです。
また、すでにメニューの日本語に対応しているので、日本での発売も間近かも!?
どんなゲームが登場するかも楽しみです。
comment
【記事へのコメント】